知っておきたい!
旬の食材でお腹の中からお肌改善

秋は夏の暑さと紫外線ダメージで身体も肌も疲れやすい時期です。旬の食材で身体の中から健康になり、美肌を手に入れませんか?
秋の旬の食材と、美味しくしっかり栄養も摂れる調理方法、美肌レシピまで紹介します。

ビューティーフード協会代表/日本ヴィーガン協会代表
室谷むろや 真由美まゆみ 

ビューティーフード協会代表および日本ヴィーガン協会の2つの団体で代表を務め、体の中からキレイになれる食を追求し、独自のビューティーフードメソッドを提唱している。飲食店のメニュー監修、レシピ開発、商品プロデュース、セミナーや各種講演、料理教室、イベントやトークショーの登壇なども行っている。

ヴィーガンのお店を全国~海外規模で開拓し、3360軒(2022.8月現在)以上食べ歩いたレポートを紹介しているSNSが人気。
さらに、モデルや女優としてドラマやCM出演するなど、活動は多岐に渡る。

旬の食材でお腹の中からお肌改善!


猛暑の夏も終わりに近づき、身体は疲れが溜まり、肌も紫外線ダメージで疲れてきていませんか?
夏の疲れを回復して、寒い秋冬に備えるために、旬の食材を使うのがおすすめです。秋は食材の宝庫で、健康と美肌が叶う嬉しい効果がたくさんあります。

今回は、秋の食材の美肌効果、食材を最大限に活かした調理法、おすすめ美肌レシピを紹介します。

旬の食材を食べるメリット


最近はどんな野菜も季節に関係なく手に入れることができるため、どの時期にどの野菜が旬なのかも曖昧になっている人も多いのではないでしょうか。

旬の食材はその食材が一番美味しく食べられるというメリットがあります。
また、陰陽五行(いんようごぎょう)の観点から見ると、旬の食材を摂ることで、身体のバランスを整えることができます。
その時期に身体が必要とする栄養が摂れ、体温調整をしてくれるのです。

 

陰陽五行とは?


陰陽五行とは、中国古代に生まれた思想です。自然界は木火土金水の5つの要素から成り立ち、それらは人間の生活に不可欠なもので、この5つの要素が循環することであらゆる現象が発生するとされます。

例えば、今の時期でいうと、9月は晩夏と呼ばれる時期ですが、暦の上ではもう秋です。いつまでも暑いからと、夏野菜や冷たいものばかり食べていると、季節の変わり目に体調を崩してしまいます。

少し先取りしながら次の旬を早めに食べ始めることで、身体が体温調整をしやすくなります。ファッションと同じで、食材も旬を少し先取りするのがおすすめです。


秋は美肌食材の宝庫!

秋(9月)が旬の海の幸と山の幸で、美肌におすすめの食材とその美容効果について紹介します。
陰陽五行で見ると、秋は安定のエネルギーが流れ、育つ野菜も安定のエネルギーを持っています。そのため、陰陽のバランスが一番取りやすく、体調が整いやすい時期です。


そんな秋に食べるとよい食材は「球形野菜」です。形が丸く土の上にはうように育つ野菜で、かぼちゃ・タマネギ・キャベツ・カブ・ブロッコリーなどです。
これらの野菜は、夏の疲れを癒し、紫外線によって発生した体内の活性酸素を抑えてくれる「抗酸化力」に優れた栄養素が豊富に含まれています。抗酸化作用のある食材を摂って、酸化しない身体作りをして、美容も健康も叶えたいですよね。


これらの球形野菜を加熱をして食べると、さらに甘くなり、その甘さが心地よく「美味しい」と身体が感じるでしょう!

 

 

 

おいしく美肌に必要な栄養をしっかり摂るコツ

おすすめした食材の中でも、かぼちゃは抗酸化力に優れ、美容効果のあるビタミンエースと呼ばれる「ビタミンA・C・E」をバランスよく含んでいます。
素材の持つおいしさを最大限に引き出し、含まれている栄養を無駄なく取り入れられる調理法や食べ方のコツを、かぼちゃを例にとって解説します。

・皮ごと食べる
かぼちゃの栄養素を無駄なく摂り入れるには、捨ててしまいがちな皮も丸ごと食べるのがよいでしょう。どんな食材にも言えることですが、皮に一番栄養が含まれています。

・無農薬やオーガニック栽培された野菜を選ぶ
皮ごと安心して美味しく食べるには、できる限り、無農薬やオーガニック栽培された野菜を選ぶとよいでしょう。

・蒸すか、少量の水で茹でる
調理法は「蒸す」もしくは、少量の水で茹でる方法がよいでしょう。
食材がしっかり浸かってしまうほどのたっぷりのお湯で茹でてしまうと、食材の持つ甘味はもちろん、美味しさまで流れてしまいます。
野菜は蒸すことで、水っぽくなりにくく、ホクホクになるので、美味しく食べられるでしょう。

秋の食材を使ったおすすめ美肌レシピ

秋の食材を使ったおすすめの美肌レシピを紹介します。



丸ごとかぼちゃのソイマヨサラダ
<食材>(2人分)
・かぼちゃ…………1/4個
・かぼちゃの種……適量
・塩………………適量
・ソイマヨ…………適量

1.  かぼちゃを食べやすい大きさにカットして蒸す。
2.  1の粗熱が取れたらボウルに移し、かぼちゃの種とソイマヨを入れてよく混ぜ、味をみて塩を適量入れる。

シンプルなかぼちゃのサラダですが、旬のかぼちゃの甘味を感じられるおすすめの一品です。
ソイマヨが無い人は、普通のマヨネーズを代用してもよいでしょう。

旬の食材で美肌を手に入れよう


旬の食材は、その食材が一番美味しい時期でもあります。その時に食べることによって、必要な栄養が摂れ、体調を整えることができます。
日本は四季があるため、その時期ごとに季節を感じながら美味しいものが食べられます。また、旬の食材は、身体に合っているもの、必要なものだからこそ、美容や健康に役立つ要素が整っています。
さらに、一番収穫量が多い時期だからこそ、安く手に入りやすいという嬉しいおまけもあります。

せっかく毎日食事を摂るなら、より美味しく、健康的な食事を選びたいですね。ぜひ、美味しい時期に楽しく味わって、身体と肌のメンテナンスにお役立てください。



きっかけは「食べる健康」研究室からDenovis誕生のストーリー

自然素材から生まれた「Denovis」。実は、食品素材の研究から誕生したスキンケアなのです。
開発に携わった研究員から、「Denovis」誕生の秘密をご紹介します。
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