SKINCARE
2023.06.09
汗や湿気でベタベタする肌にサヨナラ
梅雨の肌荒れの原因を解明…!
ジメジメして暑さと湿気で不快な梅雨の時期がやってきました。
夏の紫外線や冬の乾燥に比べて、穏やかな肌コンディションで過ごせそうな気もしますが、実は梅雨の時期も肌がゆらぎやすくなります。
皮脂分泌が増え汗をかくことで、テカリやニキビ、吹き出物など肌トラブルが増えます。
メイクも崩れやすくなり、天気や湿度のジメジメに加えて、肌の状態にも気分が滅入ってしまいますよね。
今回は、梅雨の時期の肌荒れの原因と対策、乾燥肌とオイリー肌の人のスキンケアのポイントまでお伝えします。
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梅雨の肌荒れの原因は?
雨が多くジメジメとした梅雨時期は、体も心も、そして肌も、なんとなく重い感じがしますよね。実はこの季節には、肌荒れしやすい理由がいくつかあります。
高温多湿になり、皮脂の分泌量が増えることで、メイク崩れしやすくなったり、テカリの放置が皮脂くすみにつながったり、毛穴つまりが助長されるなどのトラブルが。また、過剰な皮脂、汗の放置が原因で、肌のPHバランスが崩れ、雑菌が繁殖し、ニキビが増えたり、赤みやかゆみなどの敏感症状に発展することもあります。
この季節のスキンケアは、増えがちな皮脂や汗の対策などコツがありますので、後ほど解説していきます。
ベタベタ肌対策のスキンケアって何すれば良いの?
気温や湿度が高くなると、どうしても皮脂や汗の分泌が増えてしまいます。
Tゾーンや顔全体がテカったり、ベタベタするという方は、まずは朝のスキンケアの見直しを。
① 朝に洗顔がマスト!
普段、ぬるま湯だけで洗顔している人や、洗顔代わりに拭き取りトナーを使用している人は、この時期だけでも洗顔料で顔を洗いましょう。洗浄力が高すぎるもの、熱いお湯でのすすぎを避ければ、乾燥肌の人でもうるおいを取りすぎることはありません。つっぱり感を出さない、低刺激処方の洗顔料を選びましょう。夜寝ている間にも皮脂や汗は分泌されるので、まずはしっかり洗い流しましょう。
② 油分過多にならないように調整!
化粧水や水ベースの美容液などをたっぷりと塗布し、時間があればコットンパックやシートパックなどもおすすめです。次に、乳液やクリームで蓋をしますが、日中テカリや皮脂が多い人は乳液のみ、もしくはクリームは少量にするなど「油分過多」にならない工夫を。
③ メイク崩れ防止のためにティッシュオフ!
ティッシュで余計な油分をオフしてからベースメイクに入れば、メイク崩れも防げます。肌に油分が残っている状態でベースメイクを始めると崩れやすいので注意しましょう。
乾燥肌さんの梅雨スキンケアのポイント!
乾燥肌の人の場合、梅雨でもつっぱり感が出る人もいると思います。つっぱり感や乾燥を感じるのにテカリや皮脂も出る人は、肌内部のうるおい成分が不足した「インナードライ」の状態かもしれません。
もともと肌内部で自ら生み出すうるおい成分「天然保湿因子」「細胞間脂質」といった成分が足りていない可能性があります。天然保湿成分が配合された化粧水や美容液を使うと肌のうるおい量がアップし、インナードライ対策になります。その後、乳液やクリームなど油分系のアイテムで蓋をしていきます。
オイリー(油性)肌さんの梅雨スキンケアのポイント!
もともと皮脂分泌が多めなオイリー傾向の肌の場合は、多すぎる皮脂を取り去り、毛穴つまりを予防するケアが必要です。特に毛穴つまりや、ニキビができやすい人はクレイや酵素など、余計な皮脂を吸着したり余計な角質を分解するような洗顔料や、スペシャルケアでパックなどを取り入れましょう。
乾燥肌の人と同様に、天然保湿因子が不足するとオイリー肌の人もインナードライになることもあるので、油分過多なアイテムは避けつつ、保湿はしっかりと行ってください。
ジメジメな時期もスキンケアでサラサラお肌で過ごしましょう
お天気も気持ちもどんよりしやすい季節ではありますが、肌の調子がよくメイクのりがよければご機嫌でいられますよね。
「梅雨」の特性を理解してしっかり対策すれば、湿度が高い分、うるおう肌をキープしやすい時期でもあります。自分の肌にあったスキンケアを心がけていきましょう。
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