美容ツボ押しで、乾燥肌にうるおいを。
東洋医学の肌ケア【ツボ押し編】

お肌のトラブルはさまざまありますが、特に多くの方が悩むのがシワ・シミ・乾燥のトラブルです。
それはもしかしたら、身体の内側からの巡り不足のサインかもしれません。
今回は、近藤治療院 鍼灸部の鳴島 友理先生をお招きし、ご自宅で簡単に押せる美容ツボを教えていただきました。
お悩みに合わせたツボ押しを生活に取り入れて、お肌の悩みを解消しませんか。

近藤治療院 鍼灸部 院長 鳴島なるしま 友理ゆり先生 

”0歳から大人まで”通えるアットホームな鍼灸院「近藤治療院 鍼灸部」の院長。「小児はり」を使って子育ての”困った”を解決する他、「大人の体ケア」や「美容はり」の施術も行う。家族みんなが笑顔で頑張れるように、東洋医学の観点からサポートする。

東洋医学から見た肌トラブル

肌トラブルが起こるのは、バリア機能が低下して、お肌の水分保持が出来なくなることが主な原因です。
東洋医学では、肌のバリア機能の低下は、身体の内側のバランスが悪くなっているからと考えられています。
今回は、今すぐに取り入れられるお肌の保湿ツボをご紹介しますので、お悩み解消にぜひ役立ててくださいね。

ツボとは?

ツボは別名「経穴(けいけつ)」とも呼ばれます。
身体表面の特定の部位にあり、「気・血・水」の滞りに関わる場所と考えられています。
ツボに刺激を与えることで、体調の調整や諸症状の緩和を行うことができます。
鍼灸を用いた治療もこのツボを刺激するものですが、ご自宅ではもっと簡単に、
指を使うことでツボを活用できますよ。

  • 気分が落ち込む肌トラブル
  • 自分の手で身体メンテナンス

お肌の保湿に効果あり! お顔のツボ

顔周りのツボは、スキンケアの時間に取り入れやすいツボの一つ。
朝晩のお手入れに合わせて、ツボ押しを取り入れてみませんか?

巨髎こりょう

別名若返りのツボといわれるくらいお肌の悩みに大事なツボ。乾燥肌、顔のむくみ、シワやニキビ、目の下のクマなどに効果があります。

場所:瞳孔から真下に下したラインと小鼻の下のラインの交点

押し方:にっこり笑顔を作った状態で、5秒ほど押しながら鼻で深呼吸します。
これを朝晩5セットがおススメです。

 

缺盆けつぼん

顔や首のリンパの流れが良くなります。その結果お肌シミやクマを改善し血色がよくなります。

場所:鎖骨の上のくぼみの真ん中

押し方:血管やリンパを傷めないように優しい力でくるくる押します。
5秒間かけて右回しで押し、秒間かけて左回しで押す
これ
を3~5回繰り返します。朝晩1セットがおススメです。

お仕事中でもこっそり肌ケア。 足のツボ

日中でも押しやすい足元のツボ。
お仕事の合間や家事の合間に取り入れて、身体の巡りをよくしましょう。

足三里(あしさんり)

お肌の栄養状態を改善し、肌荒れやシワに効果があります。

場所:ひざのお皿の外側にある出っぱった骨から指3本分下にあるくぼみ

押し方:すねの筋肉をほぐすように、親指か中指でぐりぐり1分間程度押しましょう。
1日1セットがおススメです。

 

血海(けっかい)

お肌の新陳代謝がよくなり、シミやクマを改善し血色よくします。

場所:ひざのお皿の内側の角から指3本分上

押し方:親指で押すと少し痛いくらいの力加減で、
5秒間かけて押し、3秒間かけて力を抜くを3~5回繰り返します。
1日1セット、毎日やりましょう。

身体の内側をケアして、素肌まで美しく

いかがでしたでしょうか?1回2分足らずで、お悩みに合わせたケアが叶うのは、手軽にできるツボ押しならではの魅力です。
ツボ押しは、身体の外側から、内側に働きかけるもの。お肌の美しさは身体の内側の健康状態と密接な関係があるのです。
ツボ押しだけではなく、適切な睡眠とバランスの取れた食生活、適度な運動も取り入れることで、
身体の内側と外側を健やかに美しく保つことができます。

健やかな身体と、丁寧なスキンケアを行えば、肌トラブルに悩まされることも少なくなるはず。
ツボ押しを取り入れながら、規則正しい生活リズムで、満ち肌美人を目指しませんか。

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