乾燥や花粉のかさかさ肌荒れ
クリームを効果的に使って満ち肌に!

寒い季節に、肌が突っ張ったり、カサカサとした質感になることはありませんか?
肌は本来、細胞が生まれて育つ過程で自ら「うるおい」を育み、乾燥から守るようにできています。
しかし、温度や湿度の低下、エアコンやヒーターの使用、排気ガスなど大気汚染、
間違ったスキンケア、
そして加齢といった様々な要因により、肌は乾燥してしまいます。

乾燥は放置すると、小じわなどの肌老化を進行させたり、肌荒れを引き起こすことも。
今回は、美容家の永松さんに、乾燥をケアする効果的なクリームの使い方を教えていただきました。
上手に対策して、うるおう満ち肌で過ごしませんか。

エステティシャン/美容家 永松ながまつ 麻美あさみ 

自分自身が、ニキビやアトピー、肥満で容姿コンプレックスの塊だったことから美容の道を志し、エステティシャンに転身。女性がキレイになっていくことで自信をもち、生き生き輝く姿に変化する魅力に惹かれて資格取得、サロン勤務経験後、28歳でフェイシャル専門サロン&スクールSUHADAを開業。肌質改善や小顔エステなど2万人以上の美容に携わる。

エステティシャンとしてのサロンワークだけでなく、美容家として、記事執筆、美容講座、プロ向けの講座、スクールの主宰、メディアで美容情報を発信するなど活動は多岐にわたる。
著書「シワとりパーフェクトブック」(産業編集センター)/「正しい知識がわかる美肌事典」(高橋書店)

乾燥や花粉で肌荒れになるワケ

肌には、NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質というものがあります。
これらは保湿成分を生み出し「うるおいのある肌」をつくり、素肌を乾燥から守ってくれます。
しかし、食生活や睡眠などライフスタイルの乱れ、加齢、間違ったスキンケアや
触りすぎる過度なスキンケアなどの様々な要因で、保湿成分をつくる能力は低下します。

保湿力の低下した肌は、紫外線や物理的な刺激、外気の乾燥など、外部の刺激から肌を守る力が弱くなり、
乾燥したり、マスクやスキンケアの摩擦などのちょっとした刺激にも反応するようになります。
 
また、弱った肌は細菌の繁殖を防ぎにくくなるため、ニキビや肌荒れも起こしやすいのです。
花粉などが付着した時も、健康な肌であれば肌荒れは起きにくいですが、
乾燥によってバリア機能が低下した肌の場合、肌荒れリスクが高まります。

  • 紫外線による刺激
  • 睡眠などのライフスタイルの乱れ

肌荒れ対策のための化粧品の使い分け

肌荒れを予防する段階(健康な肌の状態)であれば洗顔後は化粧水、美容液、乳液、クリームといった通常のケアで問題ありません。
乳液かクリームのどちらを選ぶかは、肌の油分量で決めると良いでしょう。
皮脂分泌が多めなら乳液、皮脂があまりなく、乾燥を感じる肌ならクリームがお勧めです。
もうすでに、強い乾燥を感じていたり、肌のヒリヒリや赤みがある場合は、
化粧水は「鎮静作用」「抗炎症作用」の配合されたものを使用しましょう。

それでも刺激を感じるのであれば、かなり肌の健康が損なわれている状態です。
一度化粧水をお休みし、洗顔後にオイルやクリームなど油分の多く配合された化粧品をしっかりと塗り、
外部刺激から肌を守るケアに切り替えましょう。

肌は基本的には「自分で健康になろうとする力」を持っています。
健康な肌が育つまで、乾燥や摩擦など外部の刺激の影響を受けないように保護することが大切です。

肌トラブル別!正しいクリームの選び方

肌悩みの種類によって選ぶべきクリームは異なります。
特性を知って、ご自身の肌悩みに合うクリームを選びませんか。

乾燥肌には高保湿タイプ

少し肌の乾燥を感じる、慢性的に乾燥肌だけど特にヒリヒリや赤みはあまりない場合であれば、
エイジング成分の配合された、保湿力の高いクリームを選んでみましょう。
乾燥は肌老化のリスクを高めるので、一緒にエイジングケアもできる製品が好ましいです。
例えば、メリッサ葉エキス、コエンザイムQ10など、抗酸化作用が高い成分が配合されているものがおすすめですよ。
テクスチャーはコクがあり濃密なものの方が、保湿力が高くて乾燥肌との相性が良いです。

赤み、ヒリヒリのある炎症肌にはシンプル成分タイプ

乾燥だけではなく赤み、ヒリヒリなど肌に炎症が起きている状態の時は
「肌の奥に届ける」ような特殊な成分や、レチノールなどの剥離系成分は避けましょう。
健康な肌には良いものも、肌荒れ時には、リスクになる可能性があるからです。

ニキビ肌にはノンコメドジェニック製品

ニキビができる人は「ノンコメドジェニック製品、テスト済み」と記載のあるアイテムを選びましょう。
毛穴つまりやニキビのリスクを減らすことができます。

肌荒れが気になる時は

軽度の肌荒れには、抗炎症、鎮静系成分が配合されたクリーム、もしくは白色ワセリンなど
精製純度の高いワセリンがメインとなった、
成分の種類が少なく「保護」の役割をメインとしてクリームを選ぶのが良いでしょう。
 
あまりにも肌荒れがひどく、肌が敏感になっている場合は、
有効成分のたくさん入ったアイテムや、色々なスキンケアを試すことは避け、シンプルケアを心がけましょう。
あまり改善が見られなかったり、赤みなどがひどい場合には皮膚科の受診をお勧めします。

肌荒れに効果的なクリームの使い方

肌荒れ時は、基本的には足し算のケアではなく「引き算」のケアを意識します。
アイテム数は最低限に減らし、スキンケア時の「摩擦」を減らすことがポイントです。

クリームを使う時も、特徴に合わせたひと工夫を

硬めのテクスチャーのクリームを使う場合は、つい手元に力が入りがちになります。
一度手元で温め、伸びを良くしてから使いましょう。
また、クリーム自体の量が少ないと塗布する時に伸びづらく、
こちらも摩擦の原因になるので、適量を守ることも大切ですよ。
 
肌荒れ時は普段よりもたっぷりとクリームを使います。
多めのクリームを手にとったら、額・鼻・両頬・顎の5点に置いて、指の腹で優しく内から外に伸ばし広げてください。
手の力で皮膚がよれないように、小鳥の頭をそーっと優しく撫でるイメージで、優しく触りましょう。
目元や口元など、乾燥しやすい所は重ねづけもお勧めです。

  • 手元でクリームを温めてから使う
  • 優しくのばす

クリームを効果的に使って満ち肌を目指そう!

年齢とともに減っていく皮脂を補い、肌の乾燥を防ぐクリームは、大人の肌の強い味方です。
乾燥を防ぐことは、小じわやシミなどの肌老化の進行をゆるやかにし、肌のバリア機能を保って肌荒れ予防にもつながります。
 
うるおいに満ちた健康的な肌は、見た目だけではなく、長期的な老化対策の基本にもなります。
クリームを効果的に使い、ずっと触っていたくなるような満ち肌を目指しませんか。

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